屋号「engawa」
足湯サロン「engawa」という名前に込めた想い
どうして「engawa(えんがわ)」という屋号にしたのですか?
と、時々聞いていただきます。
子供の頃、自営業だった我が家は長期休暇に入ると
毎年のように母の実家に子供だけで何週間もの間、お泊りさせてもらっていました。
その頃の光景は今でも夢に出てきたり、縁側に座りスイカを食べたり、花火をしたり…。
そこにいた匂いや出来事は懐かしく温かい思い出です。
縁側って、不思議な場所ですよね。
家の中でも外でもない。
完全にプライベートでもなく、かといって他人行儀でもない。
昔はそこに腰かけて、
近所の人とおしゃべりをしたり、
お茶を飲んだり、
ただぼーっと庭を眺めたり。
誰かがふらっと立ち寄ってもいいし、
何も話さなくてもいい。
私は、そんな“あいだ”の場所をつくりたいと思いました。
介護に関わる方も、
お仕事で気を張っている方も、
家族のことを優先して自分を後回しにしている方も。
「よし、整えよう」と気合いを入れなくてもいい。
ただ、ちょっと腰をおろすだけでいい。
足湯は、体をあたためるケアですが、
本当にあたたまるのは心のほうかもしれません。
engawaは、
治す場所でも、変える場所でもなく、
“もとの自分に戻る場所”。
縁がつながり、
円のようにめぐり、
和やかに広がっていく。
そんな想いも込めて、「engawa」と名付けました。
